きたながりの彼女はしんどがり

双極彼女と強迫彼氏の日常

強迫性障害ってどんな病気!?



みなさんおげんきでしょうか!!
わたしは絶賛病気中ですが!!

えっみなさんも病気中ですか??

それはそれはお互いお疲れ様です。


今日は我が恋人、ハカセくんが患っている強迫性障害についてまとめてみましょー!!


強迫性障害とは

自分でも変だと思っているのに、あるこだわりが頭から離れなくなり、そのこだわりに乗っ取って生活しないと気がすまない病気のことをいいます。

言葉で書くと長ったらしくなってしまいますが、ハカセくんの場合、要は潔癖症です。

そしてこだわりが頭から離れなくなることを強迫観念、そのこだわりに乗っ取った行動を取ることを強迫行為、といいます。

以下、強迫性障害の代表的な症状を書いておきます。


○不潔恐怖

不潔恐怖は、その名の通り自分や家族が不潔になってしまうのではないかという恐怖に怯える症状です。

いわゆる潔癖症ですね。ハカセくんもこれにあたります。

代表的な症状に、ウェットティッシュや消毒スプレーを持ち歩く、つり革が持てない、などがあります。


○確認恐怖

みなさんでも、家の鍵をきちんと閉めたか気になってそわそわすることってたまにありますよね。

確認恐怖はそれの酷いバージョンです。

たとえば家の鍵を閉めたかどうかを、何回も何回も確認しないと不安でいてもたってもいられなくなります。

家の鍵だけでなく、ガスの元栓や電化製品のスイッチも、何度も、何度も確認しないと気がすみません。

これを確認恐怖といいます。


○加害恐怖

加害恐怖は、たとえ自分は何もしていなくても、なにか人に危害を加えてしまったのではないかと、過度に不安になることをいいます。

一番多いのは車の運転中に人を轢いてしまったのではないかと不安になるパターンかと思います。

新聞やテレビで事件になっていないか確認してしまったり、警察や周囲に聞いてしまうこともあるそうです。


強迫性障害の症状には、上記3つ以外にもたくさんの症状があります!


ハカセくんの恐怖

ハカセくんの恐怖は、上の3つのうち、不潔恐怖です。

誰が見ても汚いようなものはもちろん、誰が見ても汚くないものでも、ハカセくんが汚れたと思ったものは汚いと思ってしまいます。

たとえばハカセくんに男性のスーツの裾が当たったとしましょう。
ハカセくんにとってスーツの裾はとても汚いものです。
なぜなら男性がおしっこをする時、スーツの裾が便器に当たる?からです。

便器にはおしっこが跳ねてついている

男性のスーツの裾にはおしっこがついている

そんなスーツの裾に当たってしまった

きたなくなった

と思うわけです。

そして実はこれ、実際にスーツの裾に当たっていなくてもきたなく感じるのです。

どういうことかといいますと、どんなにその男性との間に余裕をもってすれちがっていても、近くを通ったというだけでハカセくんは当たったと錯覚してしまいます。

もちろん自分ではなんかおかしいな?と思ってはいるんですよ。

それでも当たってしまったのではないかという不安が消えないのです。



強迫性障害かな?と思ったら

早期治療のため、早めに病院に行きましょう!

…と言いたいところですが、

そんな簡単にいかないのがこの病気の特色でもあります。


実は強迫性障害というのは病院に行って治すということに対してすごく不安になりがちなのです。


病気を治すということは、自分の強迫的なこだわりが消えてしまうということですよね。

だれだって自分のこだわりは譲れないものです。

そこを変えないといけない、となると、強迫性障害の治療にはとても勇気がいるものなのです。

ハカセくんも、勇気を出して治療をするか、このまましんどい思いを続けるか、の狭間でかなりの期間揺れ動いていました。


なので本当にこの問題は難しく、 本当にケースバイケースとしかいえないのですが…

ひとつ、言えることは、
病院に行って治療をすると、少しずつですがかならず楽にはなります。
勇気を出せば、かならず楽になります。

だからといって、家族が無理やり病院に行かせるようなことは、できればやめてあげてほしいところです。

うーん難しい。

この問題についてはまた後日いつか記事にすることにします。


では!


参考サイト:
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_compel.html