きたながりの彼女はしんどがり

双極彼女と強迫彼氏の日常

デビルという悪魔



私がしんどい時、決まって現れる悪魔がいます。

それが「しんどいデビル」です。


私が死にたい時、決まって現れる悪魔がいます。

それが「しにたいデビル」です。


ハカセくんに汚い出来事が訪れた時も、決まって現れる悪魔がいます。

それが「きたないデビル」です。



私がしんどがっている時、
しんどいデビルは私のことをつついてきます。
そう、あの悪魔の持っているフォーク?のようなものでつついてくるのです。

そしてつつくたびに音が鳴ります。

「シンドイッ」「シンドイッ」「シンドイッ」


死にたい時は、
「シニタイッ」「シニタイッ」「シニタイッ」


もちろんハカセくんがきたながっている時は
「キタナイッ」「キタナイッ」「キタナイッ」


デビルは全長5cmくらいの小型で、しんどさの度合いによって、数体現れることもあればたくさん現れることもあります。

たくさん現れた時は悲惨です。


真面目な話をすると、この病気や症状をキャラクター化するというのは、とてもいいことらしいです。

しんどいことがあっても、全部デビルのせいにできるからです。
また、周りの人も当事者さんを責めてしまいそうになった時、デビルのせいにすることができます。

そしてこの先病気と付き合っていくに当たって、「デビルとの付き合い方」を考えていくと、なんだか分かりやすくなる気がします。

これらは精神保健福祉士さんからの受け売りですが、
この話を聞く前からデビルというキャラクターを作ってメルヘンに遊んでいた私たちは、これだーーー!!となりました。


デビルたちよ!

いつかあんたらとの戦いを終わらせてやるからな!

仲良くしようぜべいべー。


それでは、ほな。